加藤勝信官房長官は19日午前の記者会見で、東京五輪の開会式で楽曲制作の担当に起用されたミュージシャンの小山田(おやまだ)圭吾さんが学生時代のいじめについて告白し、謝罪する文章をツイッターなどに掲載したことに関し、「障害の有無にかかわらず、いじめや虐待はあってはならない」と述べた。 加藤氏は政府として共生社会の実現に向けた取り組みを進めているとも指摘し、「こうしたことに照らしても全く許されるものではない」と強調した。 小山田圭吾さん小山田さんは謝罪文でクラスメートや近隣学校の障害のある生徒へのいじめなどを認め「深い後悔と責任を感じております」とした。開会式への関与については「不快な印象を与えてしまうことを心から申し訳なく思います」としている。 ■五輪開会式の楽曲制作 小山田さんいじめ謝罪