中国・武漢での共同記者会見で握手するWHO調査団のベンエンバレク氏(右)と中国側調査団の梁万年氏=9日、AP 新型コロナウイルスの起源を探る世界保健機関(WHO)の国際調査団が10日、中国湖北省武漢市での現地調査を終えて帰国の途に就いた。9日の記者会見では市内の研究所からの流出説が否定され、逆に中国側が唱える「輸入冷凍食品を介した感染の可能性」が排除されなかった。中国側の主張に沿った結論が目立った内容について、現地メディアは「情報量が非常に多い」と歓迎した。 中国紙「環球時報」の胡錫進編集長は中国版ツイッター「微博」に「研究所からの流出説を断言していた者は、恥ずかしさに顔が熱くなっているだろう」と投稿した。武漢ウイルス研究所からの流出説はトランプ前米政権が主張していた。今回、調査団が研究所を視察したうえで、WHOの感染症専門家のベンエンバレク氏が「流出の可能性は極めて低い。今後、この方向で
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