岸田文雄首相は8日午前、地球温暖化をコンピューターで予測する気候モデルを開発し、ノーベル物理学賞を授与される米プリンストン大の真鍋淑郎(しゅくろう)上席研究員とオンライン会談した。首相は「日本にとっても大きな誇り。何よりも若い人たちに大きな励みになった」と祝意を伝えた。 首相の祝意に対し、真鍋氏は「実は、ノーベル物理学賞をもらうとは夢にも思っていなかった」と心境を明かした。若手研究者や子供たちに対するメッセージとして「一番、研究する原動力になるのは好奇心。気候変動は実に面白く、やればやるほど興味が尽きない」と語った。 首相は「子供たちも幅広い関心を持てるような教育環境を作っていかなければいけないと感じた。10兆円の大学支援ファンドを作ろうと思っている」と応じた。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く