家庭などに居場所がなく困難を抱える若い女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」は19日夜、相次ぐ妨害行為を受けて休止していた支援活動を約1カ月ぶりに再開した。 月3回程度、停車したバスで10代の女性に生活必需品や食料を提供し、相談にのる「バスカフェ」活動。2022年末から複数の男性による妨害行為が相次ぎ、23年3月8日を最後に休止していた。 活動を委託事業としていた東京都は3月20日、コラボに対して、安全の確保を理由に支援方法や新宿区役所前での実施の変更を要求。コラボは東京地裁がユーチューバーの男性に妨害行為を禁じる仮処分命令を出したことなどから、活動の継続を求めて協議していたが、折り合えなかった。