2012年9月6日のブックマーク (1件)

  • 【小波の京女日記】(2012-06-03)

    _ ここまでのまとめ 5月19日の記事では,放射性物質の生物学的半減期について説明した。体内に入った物質は絶えず体に入って出ていくモノ,だいたいそれは水と思っていればよいのだけれど,それによって薄められて出ていく。その変化はちょうど放射性物質が崩壊して出ていくのと同じモデルで記述できる。数学的に言えば \[ \frac{dx}{dt} = -\lambda x \] という微分方程式で表せる。ここで $\lambda$ は全体のうちどれだけの割合で $x$ が減少するかということを示すパラメータだ。生物学的半減期を考える時には,$\lambda$ は $f/V$という値で置き換えられる。ここで $f$は単位時間に流れ込む「真水」の量で,$V$は容器の体積である。 このモデルは上の微分方程式を解析的に解くことでも解が得られるし,また簡単なプログラムでも,そのようすを再現できた。 つまり上の微