情報活用の在り方として、「分析」とともに課題となり続けてきたテーマが「共有」だ。グループウェアをはじめ、さまざまなITツールが存在する中で、今、企業の注目を集めているChatterは情報活用の在り方にどのような可能性を示してくれるのだろうか。 情報共有の新しいカタチ 昨今、大量・多種類のデータの分析・有効活用を意味する「ビッグデータ」がクラウドに次ぐキーワードになっている。その一方で、情報活用の在り方としては「分析」とともに「共有」も多くの企業において課題となり続けてきた。 例えば、TechTargetジャパンが2011年7月に行った「情報共有に関するアンケート調査」(調査対象:TechTargetジャパン会員/調査期間:2011年7月12日~21日/有効回答数:200件)によると、電子メール、ファイルサーバ、グループウェアがほとんどの企業で導入されているにもかかわらず、情報共有環境に「満