日本銀行本店(「Wikipedia」より) 『ザイム真理教――それは信者8000万人の巨大カルト』(フォレスト出版)。そんなおどろおどろしいタイトルの本が、バカ売れしている。5月22日に発売後、売上をグングン伸ばし、3週間で4万部を突破。同ジャンルの書籍としては異例の売れ行きで、アマゾンでは、発売直後から経済学ジャンル1位の座をキープし続けている。 著者は、20年前に『年収300万円時代を生き抜く経済学』(光文社)で一世を風靡した経済アナリストの森永卓郎氏。柔和な笑顔で、難解な経済の仕組みをわかりやすく解説してくれる森永氏が「人生の集大成」として取り組んだのが“ザイム真理教”だったという。 いったい、どんな内容なのか。本人に、そのカラクリをじっくりと話してもらった。 「岸田文雄総理が、このまま緊縮財政に取り組めば、日経平均株価は、現在の10分の1の3000円になっても不思議ではありません。
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