前回は、 一般的な文字列リテラルに、制御コード等を記述するためのエスケープシーケンスについて解説した。 これの発展形、というか、より柔軟な指定ができ自由度の高い制御方法として、ANSIエスケープコードというものがある。 以前の記事で、簡単な一覧を紹介したことがあるが、 改めて整理して紹介してみようと思う。 そもそもエスケープシーケンスは、狭義にはエスケープコードから始まるシーケンスなので、 むしろこちらのほうが本来のエスケープシーケンスというべきかもしれない。 ANSIエスケープコードとは 詳細な一覧は Wikipedia に英語ではあるが載っている。 できることは大まかにいうと、 コンソール上のカーソル位置の移動、出力済みテキストの消去、コンソールのスクロール、 テキストフォントの種別指定、前景色、背景色の指定、といったところになる。 いわゆる端末エミュレータと呼ばれるコンソールでこのシ
![ANSIエスケープコード - コンソール制御 - 碧色工房](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d28a501f61f9dfe1206f2a1436b9d1880ab5774f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.mm2d.net%2Fmain%2Fprog%2Fc%2Fimg%2Fgnome-terminal-ansi-2.png)