舌の大きな役割といえば味覚を感じることです。また、舌は食事をしたり、話をする時にも重要な働きをしています。 舌の病気をあげると、「舌苔」(ぜったい)は、舌の表面に白色や黄色のものが苔が生えたように付着する病気で、これは苔ではなく、食べかすや粘膜から出た垢、細菌、白血球の死骸、口の中の老廃物などです。 病気でない舌苔と病的な舌苔の2種類があります。「舌痛症」(ぜっつうしょう)は、外見的には異常がないのに舌がヒリヒリ、チクチク痛む症状です。 主な原因はストレスと言われていますが、唾液の分泌の減少が原因という説もあります。「溝状舌」(こうじょうぜつ)は舌の表面に深い溝があるもので、特に治療の必要はありません。 ただし、この溝に汚れが溜まって炎症を起こしたり、口臭の原因となることもありますので、舌を常に清潔にしておくように心がけましょう。 「白板症」(はくばんしょう)、「紅板症」(こうはんしょう)