AIが描いた絵の著作権は、誰が持つのか Midjourney画像の扱いを考える:小寺信良のIT大作戦(2/3 ページ) 米国での判断 まず当たるべきは、Midjourneyの利用規約である。利用規約のCopyrightの項目には、概ね以下のように記されている(筆者抄訳)。 ユーザーがMidjourneyに与える権利 ”ユーザーが本サービスに入力したテキスト、イメージプロンプト、生成物云々等を、複製、派生物の作成、公的に掲示、配付するための権利および著作権を許諾する” ユーザーの権利 ”上記のライセンスに同意する限り、本サービスを利用して作成したすべての資産を所有する” 細かい例外規定も書かれているが、大筋はこうなっている。これはSNS等の規約と似た設計だ。Midjourneyで作られた画像は、基本的にユーザー側がすべての権利を保つが、サービス側が自由に使うことがありますよ、と。 使ったこと