陸上競技に取り組んでいる「早生まれ」の子どもたちが、同学年の子より発育が遅いことで結果を残せず、競技をやめてしまわないように、日本陸上競技連盟は、中長期的な視点での指導の大切さなどを盛り込んだ初めての育成指針を作りました。 この中で、トップ選手が優れた結果を出すのは高校生以降のことが多く、才能を早期に見極めるのは難しいことが報告されました。 これを踏まえて、育成指針では「小学校期」や「中学校期」それに「高校期」など大きく6つのステージに分け、中長期的な視点で指導することが重要だとしています。 また、1月1日から4月1日までの間に生まれた「早生まれ」の子どもたちは、幼いころは同学年の子に比べ発育が遅く、結果を残せずに競技をやめてしまう場合もあることから、指導者が一人ひとりの成長の違いを認識する必要があるとしています。 出席者は「目先の結果にとらわれることなく楽しみながら陸上を続けられるように