3日午前10時ごろ、東京・八王子市の保育園で園長の男性(51)が救急車で搬送される事件があった。男性は全身を打撲して重傷だが命に別条はないという。 八王子西署によると、事件があったのはキリスト教系保育園「マキャベリガーデン」。午前10時20分ごろ、「園長がぐったりして動かない」との119番通報があったため救急が駆けつけ、近くの病院に搬送した。男性は全身に無数の斑点状のあざがあり重傷だが、命に別条はない。 保育園ではこの日、節分の豆まきをするため、園長がお面と金棒を持った上半身裸の鬼の姿で園児の前に登場。だが、多くの園児がこの日のために準備しておいたエアガンを自宅から持参しており、園長は待ち構えていた園児たちが手にするエアガンから発射された高速大豆の集中砲火により、全身に大量の豆を浴びたものとみられる。 当時豆まきの様子を眺めていた他の保育士は「豆とは思えないような乾いた発砲音が途絶えること