独自の宇宙ステーションの運用を目指す中国は、17日、2人の宇宙飛行士を乗せた宇宙船を打ち上げると発表し、中国としては、これまでで最も長い30日間にわたり宇宙滞在を行う予定で、国内外に技術の向上をアピールしたい狙いがあると見られます。 「神舟11号」は、その後、2日以内に、先月打ち上げた無人の宇宙実験室「天宮2号」とドッキングする予定です。さらに、宇宙飛行士2人は、中国ではこれまでで最も長い30日間にわたって宇宙に滞在し、「天宮2号」でさまざまな科学的な実験を行うとしています。 中国としては、今回の打ち上げを通じて、国内外に技術の向上をアピールしたい狙いがあるとみられます。 アメリカや日本など世界15か国が参加する国際宇宙ステーションの運用は、8年後の2024年までの見通しとなっています。これに対して、中国は、2022年頃には、独自の宇宙ステーションの完成を目指しており、世界の宇宙開発をリー