荒川修作 オーラル・ヒストリー 2009年4月4日 荒川修作アトリエ(事務所)にて、ニューヨーク インタヴュアー:由本みどり、富井玲子 書き起こし:池田絵美子 公開日:2010年9月26日 荒川修作(あらかわ・しゅうさく 1936年~2010年) 芸術家・建築家 名古屋生まれ。武蔵野美術学校中退。読売アンデパンダン展に1958年から出品。《棺桶》シリーズのオブジェで東野芳明ら批評家の注目を集める。ネオ・ダダに短期間参加した後、1961年に渡米、瀧口修造の紹介でマルセル・デュシャンに会う。翌年出会ったマドリン・ギンスと生涯のパートナーとなり、《意味のメカニズム》などの図形絵画の共同制作を始める。近年は、《養老天命反転地》(岐阜県養老町、1995年)など、身体の刺激を通じて「死に抗する」建築を次々と手がけ、ギンスとの共著『死なないために』(1987年)の日仏出版などで知られる。1997年にはグ