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2012年5月11日のブックマーク (3件)

  • 日本人は国際感覚がないが国際人も日本人感覚がない

    中学生は誰もが興味津々で英語を習い始めるのに、どんどん分からなくなる。最初にぶち当たる壁が「比較級」だ。 good-better-bestとくれば、どれが一番いいかといえば、bestで次はbetter、最後はgoodだと覚えて、ようやくすっき分かったと思っている人が多いが間違いだ。 英米人の感覚からすれば、一番いいのはgoodだ。goodは「よい」という意味で、意味の通り絶対的によいのだ。それを比較してはじめてbetterという概念が出てくる。だから、何と比較するかでbetterの程度が決まる。bestはその比較を色々した中で人間が決めた最高のものというわけで、言葉の上では絶対的によいgoodにはかなわない。goodとbestは比較できる概念ではない。 我々の感覚からすればbestは最上級だから、これ以上のものがあったらおかしいのに、英語の教科書には友人を紹介するとき、one of m

  • [書評]「しがらみ」を科学する 高校生からの社会心理学入門(山岸俊男): 極東ブログ

    すでに社会人となった人間でも、社会のなかで生きていくのはどういうことなんだろうかと立ち止まって悩むことがある。まして学生だと、実際の社会はよく理解できない。だから、怖いようにも思える。どうしたらよいのか。 なるほど、こういうを読んでおくとよいのだというのが、書「「しがらみ」を科学する 高校生からの社会心理学入門」(参照)である。社会人が読んでも得るところが多い。 著者、山岸俊男氏は、これは名著と言ってよいと思う、「安心社会から信頼社会へ―日型システムの行方 (中公新書)」(参照)の著者でもあるが、書「「しがらみ」を科学する」のほうは、社会を見るための原則論がわかりやすく書かれている。 冒頭、経済学トーマス・シェリングが出したクイズが引用されている。クイズ自体を理解することはそれほどむずかしくはないので、ちょっとしたパズルだと思って、ちょっと立ち止まって考えてみるといいだろう。私は

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