富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)は、全国に1300社ある浅間神社の総本宮で、駿河国の一宮。東海地方最古の社です。 富士山を神体山として祀り、富士山を語るにはこの神社なくして語れないというほどの要の神社、富士信仰の中心地です。 富士山南麓の富士宮市に本宮が、富士山頂に奥宮があり、富士山8合目以上は奥宮の境内地(ご神域)になります。 創建は2000年以上前の紀元前27年頃、噴火を繰り返す富士山の神霊「浅間大神」を鎮めるために、富士山麓に祀ったのがはじまりとされています(その後、806年に現在の地に建立)。 そう、噴火する富士山を畏怖し、富士山の霊を鎮めるために祀られた神社です。古代の人は、すさまじい噴火を神の怒りと感じて畏怖したのですね。