2009年6月7日のブックマーク (2件)

  • ホワット・ア・ワンダフル・ワールド 人は死ぬから生きられる

    人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答 タイトルがいかにも新書臭いですし,禅僧の話は面白そうなんだけど茂木健一郎が余計だな… とか思う人 (というか自分) もいるかもしれませんが,面白かったです. 茂木さんは言わずと知れた,科学者なのにうさんくさいクオリアとかよくわかんないことをいつも言ってる人で,「プラズマ」 の大槻教授みたいなポジションでテレビに出て専門外のことについても適当なことばかり話している何やってるかよくわからない人というイメージがあるかと思いますが (笑) III 章の後半あたりに,その辺の考えや自身の立ち位置について書いてありました. 茂木 よくわからない存在ほど,心地よいものはないですよ.生きていることの実感を一番強度のある形で引き受けるには,分類不能な何ものかわからないものになるのが必要じゃないですか.(p.155) 南さんも南さんで,禅僧なのに 「言語化」 や社

    kkbt2
    kkbt2 2009/06/07
    「悲しいのは何が欠けたのか絶対にわからないようにできていることです.「何か」 が欠けるのではない.欠けるということで成立しているのが人間の意識であり,存在なのでしょう.」
  • 路地裏の花で防犯効果、空き巣被害4分の1に…東京・杉並(読売新聞) - Yahoo!ニュース

    東京都杉並区が、人通りの少ない路地裏で花を育てるなど、街を美化する取り組みを進めたところ、昨年1年間の空き巣被害が、近年では最多だった2002年に比べ、4分の1以下に減ったことがわかった。 地域の人たちが花の世話や観賞のために路地を行き来することによる「監視の目」が防犯に役立っているとみられ、全国の自治体から視察や問い合わせが相次いでいる。 杉並区には狭い路地に家が密集する地域が多く、かつては空き巣多発地域として知られていた。00年に1353件だった空き巣被害は、01年に1485件、02年には1711件まで増加した。 こうした状況に危機感を抱いた区では03年10月、自主防犯パトロール隊への支援策などを盛り込んだ「安全美化条例」を施行。協力が得られた住民の自宅周辺に防犯カメラを設置し、警視庁OBによるパトロール隊も結成するなどした結果、03〜05年の被害は何とか1000件前後に抑え込ん

    kkbt2
    kkbt2 2009/06/07
    記事の通りにたどり着いたのだとすればすごいな。割れ窓理論みたいなものだろうか。人を思いとどまらせるのは人の目×環境美化、という合わせ技になっているところがいいね