2010年5月8日のブックマーク (2件)

  • 臨床してて思うこと(精神科) Doctors Blog 医師が発信するブログサイト

    まじめな看護婦さん(内科あがり)の話。突然上司に辞表を持ってきた。  患者さんが泣きながら「どうして私だけ病気で苦しまなきゃいけないの!」とか「どうして●●(病気の症状)をわかってくれないのよ!」とか「そんなんだったら看護婦失格よ!やめちゃえ!」とか。とか一方的に攻め立ててきて辛いことが続いたらしい。  もちろん、仕事を辞めるというのはきれいごとじゃないのでいろいろ家庭の事情とか、上司との軋轢とかドロドロしたものもあるんだろうけど、もうちょっと怒りの扱いを教えられていればなあと悔やまれる。  自分を振り返ってみても、人間ってそんなに純粋に相手を憎むとか怒るとかできないと思う。家族が殺されたとかなら事情は別だけど、病院で世話してくれるスタッフを純粋に憎むって難しい。たいてい、自分の体調が悪くてイライラしてるとか、目の前の相手に怒る前にほかの人にイライラしてるとか、うまく自分の気持ちを表現でき

    kkbt2
    kkbt2 2010/05/08
    「怒る患者さんの原因は そこにいない家族が原因だったり そこにない学校や職場が原因だったりして、 その人が抱える問題と向き合えない中で暴発するもの」
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    身体医療のことはよくわからないけど、精神医療は、当は引き算の感覚が大切だと思う。 引き算・・・いまどき引き算で医療をやる人って、偏屈な爺医か、大学の奥にいる権威主義者。患者さまは「お客様」である以上、不快な思いをさせておかえしするわけにはいかないから、何かしらの「足し算」でお土産を持っていってもらう。それが精神科の外来。 僕はここでいろいろ愚痴を書いてる割にはマグドナルドの素敵なお姉さん並みにさわやかだから、窓口では笑顔を絶やさず苦言も呈さず、笑顔でかえっていただくのを信条としている。困ってやってきた患者さんとその家族を「いま」笑顔にして帰す。だから誰にでもわかるエビデンスベースド足し算で治療を構成しなくちゃいけない。 「はい、パニック障害というやつですね。一般的な治療は薬物療法と認知行動療法ですが、お客様の状況を加味すると、認知行動をやるより支持的に、今の環境をどう変えるかを相談して言

    kkbt2
    kkbt2 2010/05/08
    「「精神疾患」というのは、 本来引くべきところを歪んだ足し算をするから迷走するというもの」「虚飾を廃して、自分を保つために引き算する勇気」