「大人の時間はなぜ短いのか」 まだ読み終わってないけど。 タイトルはガセだけど、それ以外がいい本、すごくいい。 (書いてある内容が示唆に富んでいるとかじゃない) 「知識があっても錯覚は回避されない」 これは僕には大変ショックだった、人生変わった。 愛とか値段とか時間とか、社会にはいろいろな錯覚があるけど、そういったもの全てが知識的に、また意識的にそれを理解していても、錯覚はリアルなままでいて、それを覆すことはできない、そういうことが初めてわかった。 努力をしたり勉強をすることで、長く見える棒が短く見えるようになるわけじゃなくて、やっぱり長く見えるままなんだな。 これは、すごく有効だし、確かなことだと思う、確かな嘘、永遠(ひとつの意識の中で)、繰り返し使える、繰り返し使っても減らない。 人間にパッチがあてられないバグがある、そしてその穴はいつでも必ず使える。 (ちょっと誇張だし、細かな例外は