(前回から読む) 広告の世界では今、「グロースハッカー」の存在がクローズアップされています。グロースハッカーは、あるひとつの製品をベストマッチの消費者に届けるために、企画段階から参加して、製品が世に出た後も、ネットを使ってあらゆるフィードバックを得て、それをまた製品に反映していきます。従来の「マーケッター」という職能が、ものすごく横に広がっているわけですね。 電通CDC(コミュニケーション・デザイン・センター)も、ひとりの突出した職能だけではなく、複数の才能による複数領域の組み合わせで、広告の作り方を変えています。古川さんは、そのような部署の責任者ですが、猛者ぞろいのチームのマネジメントは、どのようにされているのかを、今回はうかがっていきます。 古川:いわゆる普通のマネジメントは、周りの協力を得て何とかやっていますが、広い意味の「クリエーティブ・マネジメント」にとって重要なことはふたつあり
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