インターネット通販で偽物を購入したトラブルに関する相談のうち半数以上を、代金引き換えサービス(代引き)利用によるものが占めていると、国民生活センターが注意喚起した。宅配業者に代金を支払って開封後に商品が偽物だと気づくため、宅配業者に返金を求められず、泣き寝入りすることになるという。 偽物が届く通販サイトは「値引き幅が大きい」「日本語がおかしい」「代引きしか選べない」などの特徴があるとし、注意を呼び掛けている。 ネット通販の偽物に関する相談のうち、代引き関連の相談は、2017年度は9.5%だったのが、2020年度は50.8%、2021年度は63.5%、2022年度は59.3%と、ここ数年で急増している。 SNS上の広告が入り口になるケースが目立ち、代引きしか選択できない/代引きに一方的に変更されるサイトが多いという。大手ECプラットフォームに出店している業者との取引でも偽物が届くトラブルがみ