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ブックマーク / lepantoh.hatenadiary.org (1)

  • それでいいのかプラネテス(4) イノセンスへの敵対宣言

    ☆☆押井さんとはなーんの関係もない、フッツウの意味でのイノセンスです。っていうかプラネテスの感想。キーワードのリンクは切っておきます。 サリンジャーの作品は、彼自身がそうであったように、純粋さと正直さが度を過ぎるため、社会と迎合できぬ大人が常に主人公だ。(BANANA FISH文庫3巻 巻末・横森理香) 過度のイノセンス。それはいち萩尾ファンとしては、当然見逃せない課題であり、またおよそ全ての作品にあてはめることが出来る問題だ。*1 さて、プラネテスという幸村誠の作品は、そのリアリスティックな宇宙の書き込みと、それに対してヒト個人の精神世界を対比させ、私に感銘を与えた一冊である。――というより、であった。第一部完結の今巻では、フィーという女性を中心に、デブリ(宇宙ゴミ)拡散=ケスラー・シンドロームを引き起こし、月への軌道を死滅させる宇宙間戦争を、自分たちなりに防ごうとする様が描かれている。

    それでいいのかプラネテス(4) イノセンスへの敵対宣言
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