■ 3.9G携帯電話規格のひとつ LTEは、3.9Gと呼ばれる次世代携帯電話の通信規格の1つです。“長期的進化”を意味する英語「Long Term Evolution」の略称となっています。 W-CDMAの規格を標準化した団体でもある3GPPにて、「3GPP Release.8」としてLTEの仕様が標準化されており、E-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)/E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)とも呼ばれています。LTE標準化の一勢力となったNTTドコモでは、かつて「スーパー3G」とも呼んでいましたが、最近ではLTEと呼ぶことが多くなっているようです。 LTEの特徴は、電波を使った携帯電話・モバイル通信の規格でありながら、非常に高速なデータ通信が可能で