BBC World ServiceのインタビューでChristian AidのSteven Buckley氏は「オープンソースはタダを意味するものではない」と述べている。つまり「ソフトを使う限りサポートは要るし、それを使う知識も要る。また、それを使える人材も我々のような世界的な組織では必要だが、Linuxはデファクトスタンダードではない為、その人材確保も難しい」というのが問題だそうだ。加えてMicrosoftはチャリティー組織に対するディスカウントもあり、Freeのソフトより有料のソフトを使う方がトータルコストという面で有利らしい。まあ、古くから言われているオープンソース界隈の問題で目新しいものはあまり無いが、現状はそういうこと。オープンソース界の努力はまだまだ必要だ、ということだ。