ラノベ好き書店員大賞のページへようこそ 現在第一回ラノベ好き書店員大賞投票募集中です。 応募締切:2012年3月31日 全国の書店員様のご協力お待ちしております。
一昔前に比べその勢いはやや落ち着き飽和状態と言われるものの、月9ドラマ化するなどより「一般層」へと拡大してきたライトノベル(以下、ラノベ)市場。とはいえ、オタク的というイメージも強く、食わず嫌いする人や、未だにその存在を知らない30代も少なくない。 しかし、最近のトレンドはかつて主流だった「冴えないのにやけに女性キャラにモテる男が出てくるハーレム系」よりも、重厚な設定を持つ本格ファンタジーや、ビジネスや歴史など「ラノベ」のイメージとは異なるジャンルでも楽しめる内容のものが増えているという。 ラノベ担当の書店員に、食わず嫌いでラノベを読んでいない30代男性向けの10作品をピックアップしてもらった。 ●『ソードアート・オンライン』 (著・川原礫 イラスト・abec/アスキー・メディアワークス) 「バーチャルリアリティ世界のゲームを題材とし、最近の本格ファンタジー路線を牽引する作品。’12年にア
成長を続ける若者向け小説「ライトノベル」の市場に、出版大手の講談社が12月から新規参入する。「ジャンプ」で知られる集英社とともに、強みの「マンガ」と連動し、シェアの過半を占める角川グループホールディングスに挑む。 ライトノベル(ラノベ)の成長はめざましい。出版科学研究所によると、2009年の文庫全体の販売額は1322億円。うちラノベは301億円と約2割にのぼる。文庫全体の販売額が減少を続けるなか、04年から13.6%伸びている。 人気の理由は、会話中心の読みやすい文章や、イラストを表紙や挿絵に多用した作りにある。作者も若い世代が多く、「萌(も)え」などの現代的感覚が中高生中心に支持された。学校の授業前に読書する「朝読」で読まれることも増えている。 市場を狙い、講談社は12月、講談社ラノベ文庫を創刊する。特徴は「少年マガジン」などマンガを担当する部署に編集部を設けたこと。「ストーリーよりキャ
ハルヒが写す「自画像」 ライトノベル代表作の世界観2011年6月2日涼宮ハルヒシリーズの歩み著者:谷川 流 出版社:角川書店(角川グループパブリッシング) 価格:¥ 1,260 ゼロ年代のライトノベルを代表する「涼宮(すずみや)ハルヒ」シリーズの最新作『涼宮ハルヒの驚愕(きょうがく)』が刊行された。初版は前後編各51万3千部。現代社会の空気を反映しながら着実に読者を増やしていく「ハルヒ」の世界観を「解析」する。 「ハルヒ」が世に広まる契機は2006年のテレビアニメ化だった。1990年代、魔族が人間と併存する異世界を描いたラノベの金字塔的作品「スレイヤーズ」のように、アニメから人気になるのはラノベの常道とも言われる。 では「ハルヒ」のヒットの特徴は何か。評論家の宇野常寛さんは「一種、オタクの自画像になっている」と話す。涼宮ハルヒたちは宇宙人や超能力など、オカルト的な非日常への憧れを口実に、
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