最近、ごく短い、新たな形の小説が続々と生まれています。 背景にあるのは、スマートフォンやタブレット型端末の急速な普及。 電車やバスの待ち時間など、ちょっとした空き時間があれば、気軽に読むことができるこの「超・短編小説」の人気について、科学文化部の田辺幹夫記者が解説します。 人気の秘けつは? 東京都の会社員、戸塚侑大さん。 通勤電車や外回りの待ち時間に楽しんでいるのはスマートフォンで読む小説、わずか5分で読み切れる「超・短編小説」です。 戸塚さん、「1つの作品がとても短いので、乗り換えなど、ちょっとした空き時間に読めるのが魅力です。スマートフォンだといつも持ち歩いているので荷物も増えませんし」といいます。 戸塚さんお気に入りのシリーズは、1つの作品が2000字以内。 専用のアプリをダウンロードすると、ひと月に20本ほどの新作を読むことができます。 作品は2000字以内 このシリーズ