ある芸能プロダクション関係者から、意外な話を聞かされた。芸能関係者が最近、最も注目しているメディアはテレビや新聞ではなく、ラジオだというのだ。 失礼ながらラジオは、“古いメディア”というイメージが強い。大学受験を控えた高校生が深夜に一人、部屋で勉強しながら聴いているか、長距離トラックやタクシーの運転手が移動中に聴く、というような感じだろうか? だが、インターネットが定着したおかげで、ラジオを聴く環境が劇的に変わったという。 「大きかったのは、インターネットでラジオを聴くことができるアプリ『radiko』が普及したこと。特に最近、スマートホンを使う人が増えた。スマホがあれば、外出中でも『radiko』でラジオを聴くことができる。どこでも聴けるメディアになったことで、注目されているんですよ」(同) 前述のようにラジオは以前、受験生か車を運転する人が主なターゲットだった。 「でも今は、高校生でも