監督・脚本・主演を“ほぼ”バカリズムが務めるオムニバス映画「バカリズム THE MOVIE」がついに公開される。 TOKYO MXでは2012年1月から3月にかけて、この映画のメイキングシーンを同名タイトルで放送。カチンコを手作りしたり、ロケ弁を真剣に選んだりと、本筋と関係ない部分ばかりをクローズアップしてきたこの番組は、フェイクドキュメンタリーの手法がとられていたこともあり、視聴者の間ではバカリズムが本当に映画を監督するのかが疑問視されてきた。ところが番組後半になると、バカリズムが“ほぼ監督”を名乗り、実際にメガホンを取ることを宣言。その作品がオムニバス形式の映画として劇場公開されることが番組中にアナウンスされた。 お笑いナタリーでは、本映画撮影中で超多忙を極めるバカリズムをキャッチして、独占インタビューを敢行。制作の経緯や撮影の様子、作品の見どころについて話を訊いた。 取材・文 / 遠