2015年8月20日のブックマーク (1件)

  • とある世界でカリスマになった男の話

    ある男が自殺をした。結果的には死至らず未遂で済んだ。けれど閉鎖病棟に入院することとなった。 彼はあるジャンルのカリスマだった。メンヘラである。 過去に自殺をして注目を浴びたメンヘラはいたものの、それは個人を超えて影響を与えることは少なかったし、メンヘラ以外の人にまで波及することはなかった、 彼は哲学に通じており、物事に対する考察が鋭く、文章による表現力も持ち合わせていた。そして何よりも行動力があった。 彼はメンヘラをコンテンツ化し、コミュニティを作り上げることに成功した。彼の高い能力によるところと、SNSの発達によるところが大きかったのだろう。 彼自身がメンヘラであったかは定かでは無いが、彼の書いたところによると妹がメンヘラであり、自身もスマートドラッグを常用していたという。 メンヘラというのは承認欲求が強く、メンヘラのコンテンツ化は功を奏した。 その中心人物ともあれば、当然のことメンヘラ

    とある世界でカリスマになった男の話
    kksg
    kksg 2015/08/20