JR東日本は7月7日、首都圏を中心としたダイヤ改正を10月14日に実施すると発表した。上野東京ラインでは常磐線の品川直通列車を増強。東海道線~高崎線の直通列車は車両数を増やし、通勤時間帯の混雑緩和を目指す。 常磐線では現在、朝ラッシュのピーク時に上り列車21本が運行されている。このうち16本が上野行きで、品川駅まで直通しているのは取手・成田発の快速5本のみ。改正後は土浦方面からの普通(取手以南快速、以下同じ)列車4本と特急1本も品川駅まで直通する。また、早朝時間帯には土浦方面から品川直通の普通列車2本が運転される。 夕方・夜間(上野発17~22時台)の常磐線下り列車も品川発の列車を増やし、1時間あたりでは今より2本増えて6本になる。内訳は快速が2本、土浦方面行き普通列車が2本、特急が2本。快速は2本のうち1本が成田行きで、残り1本は取手行き。現在のダイヤと比べると快速は1本減るが、土浦方面