単位 1012molN/年= 14×100万トン/年=1400万トン 2009年、1億5000万トンのアンモニア生産、Nに換算すると、1.5×14/17=1.24億トン エーリッヒの本(この表)では、1975年の肥料製造が0.37億トンだったと書かれているが、2009年のアンモニア合成による窒素固定は1.28億トンである。約8割が肥料用だが、多分、そこまでの厳密な議論は不要と思われるので、ここでは1.28億トンのまま進める。 自然による窒素固定は1.3億トンとなっていて、その内豆科植物による分は0.28、他の陸生植物による分が0.56、海洋生物0.28億トンとなっている。この内、人類が食糧として使える分がどのくらいかについての知識がないが、一応豆科植物の分だけとしておこう。 人類が食糧に使っている分は、この大気からの固定分だけでなく、すでに土壌中や海洋に蓄積されたものもあるのだが、
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