欧州自動車メーカー、商品戦略の中心をHEV・EVにシフト - CO2排出量規制強化を背景にクリーンディーゼルから方向転換 欧州自動車メーカー、商品戦略の中心をHEV・EVにシフト CO2排出量規制強化を背景にクリーンディーゼルから方向転換 欧州の自動車メーカーが、EV・HEVなど電動車両の開発を加速している。これまで、環境対応車はクリーンディーゼルに重きを置いていた欧州メーカーが、ここにきて商品戦略の中心をHEV・EVにシフトする背景には、EUのCO2排出量規制の強化がある。EUは、EU域内で新しく販売される乗用車について、2015年までに走行距離1km当りのCO2排出量を平均で120g以下に抑える。規制値を達成できなかったメーカーには、課徴金が課される。さらに2020年までには、新車の平均CO2排出量95g/km以下を目指す。EUで販売された乗用車の平均CO2排出量の実績は、2006年に