図 3 は低エネルギー側です。色々でてますが、 これは基本的に自然放射線です。カウント値は高いですがエネルギーは 低いのでシーベルトに直すと小さく、また自然放射線であって 常にあるものです。これは桃からでてるものではなく、なにもないところでも こういう感じです。 0.58MeV あたりから 0.68MeV あたりと思われる範囲でカウント数をだすと 部屋のバックグラウンド 3 F県産桃1(1回目) 5 F県産桃1(2回目) 4 F県産桃2 3 Y県産桃 0 という感じです。 この機械のソフトウェアには核種同定機能もあるのですが、それが機能するほ ど高いシグナルはもちろんでない低線量、短時間で低精度の測定です。統計的 に有意かというとこれではちょっと無理です。が、F県桃1 はなにもないところ の測定やY県桃に比べると 0.6, 0,66MeV 近辺のカウントが大きく、バックグラ ウンドより高い