前回に続き、テーマは「大学の先生になる方法」。基本的に理系の話ね、それも医学部とかじゃなく。 今は昔と違い、教員の欠員が出た場合や新規の学部などを立ち上げた場合、国公私立とも「公募」という形で採用者を決めることが多い。その分野の学会誌やホームページ、メーリングリストなどで、「こういうポジションで、こういう分野で、こうゆう人が欲しいんだよ」と広報する。つまり、広く人材を求めるわけである。国立大学でも、例えば教授が退職した場合、後任はそこの「准教授」ではなく公募になる・・・のが原則なんだけどなぁ~。色々と大人の事情があって、結局「准教授」が昇任することもあるようだが。 「博士号」ストレートで行っても27歳に つまり、この「公募」に応募して選ばれれば晴れて大学の教員となれる・・・と言うは簡単、でも、なかなかこれが大変である。まず資格であるが、最近では「助教」でも「博士号」を持つことが要求される。