幼稚園に刑事再び! 『キンダガートン・コップ』と言えば1990年に作られた大ヒットコメディ映画だ。アーノルド・シュワルツェネッガー演じるコワモテ刑事が、幼稚園に教師として潜入捜査。凶悪犯相手でも平然としているシュワちゃんが、園児にタジタジになる姿が面白い。 それが26年後の今になって続編が作られた。主役はドルフ・ラングレンに交代、アメリカでも日本でも劇場公開されていない低予算映画だ。低予算すぎて、FBI本部がどう見てもFBIには見えないし、クライマックスはそこらへんの公園だった。 カルチャーギャップ 『キンダガートン・コップ2』の海外での評判は散々で、俺もイマイチだと思っている。しかし、この映画が持つ三重構造のカルチャーギャップだけはメッチャ面白かった。この映画には三つのカルチャーギャップがあるのだ。一つはコワモテ刑事と園児のカルチャーギャップ。まあこれは解説しなくてもわかるだろう。 『キ