映画館「八丁座」と「サロンシネマ」(いずれも広島市中区)を運営する序破急は26日夜、アニメ映画「この世界の片隅に」の上映がフィナーレを迎えた。観客動員数は同社最多の4万2195人を記録。2016年11月12日の公開以来、441日という異例のロングランを支えたのはファンの存在だった。 125人が見守った八丁座での最終回。蔵本順子社長が「お客さまのおかげ。スタッフから『いつやめようか』という話はなかなか出なかったが、始まりがあれば、終わりがある。また機会があれば絶対にやりたい」とあいさつすると、ファンらから「ここでなら、いつでも(主人公の)すずさんに会えた」などとする感…