南米諸国からの日本への出稼ぎ移民は、既に40万人を越えていると言われており、これらの出稼ぎ者の一部(10%4万人?)が南米の風土病の一つであるシャーガス病の原虫保持者でないかと言われており日本でもシャーガス病が発生しているとのニュースがサンパウロ新聞に報道されています。日本では専門医は慶応大学医学部の熱帯医学寄生虫学の三浦左千夫助手しかいないとのことで『この問題を放置すれば日本国内への病原体の拡散が心配され、今後大きな社会問題になる可能性がある。』と警鐘を鳴らしている。 南米ではブラジル北伯、東北伯、ボリビア、パラグアイ等に現在も竹を泥と捏ねて作ったタイパと呼ばれる土壁の中に生息するバルベイロ(日本ではサシガメと呼ばれている)に刺される事により被病する風土病で戦前日本人が沢山入植したパラナ州の開拓の町、ロンドリーナ、マリンガ、サンパウロ州奥地コーヒー農園の開拓地(ハルとナツの舞台となった地