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ブックマーク / engineer.fabcross.jp (2)

  • 電力を固体にして貯蔵する――安価な大規模溶融塩電池を開発 - fabcross for エンジニア

    電力需給に余裕がある間に電力エネルギーを貯蔵して、電力需要が増大する時期に電力系統に供給できる蓄電池が開発された。 米国Pacific Northwest国立研究所(PNNL)の研究チームが、貯蔵電力容量の90%以上を最大12週間保持できる、アルミニウム-ニッケル溶融塩電池を開発した。用いた電解質溶融塩は、約180℃に加熱されるとイオン伝導性を生じ充放電が可能になるが、室温に冷却すると固体化して導電性を失って自然放電が抑制され、充電状態が長期間保持される。出力変動が大きい再生可能な自然エネルギーを電力系統(グリッド)に組入れる際に、季節的または時間的に出力安定化をはかる上で重要な手法になると期待される。研究成果が、2022年3月23日に『Cell Reports Physical Science』誌にオンライン公開されている。 地球温暖化対策として、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネル

    電力を固体にして貯蔵する――安価な大規模溶融塩電池を開発 - fabcross for エンジニア
  • 新発想のマグネシウム電池を開発、リチウムイオン電池の約2倍の容量密度 - fabcross for エンジニア

    マグネシウム電池の問題解決で貯蔵容量の増大へ 米ヒューストン大学電子・コンピュータ工学科のYan Yao准教授による論文が2017年8月24日に「Nature Communications」で掲載された。陰極(カソード)構造デザインを新しくすることで、マグネシウム電池の貯蔵容量を飛躍的に増加させた研究成果について記している。 陰極にマグネシウムを用いた電池がマグネシウム電池だ。マグネシウムはイオン化傾向が大きく、電子を失い陽イオンになりやすいため、陰極の材料として採用されている。地球上に豊富に存在し、枯渇の心配がないことから、次世代電池として期待されている。正極に空気中の酸素を使用する空気マグネシウム電池が最も有名だ。 また、マグネシウム電池は、電解質/電解液に何を用いるかに応じて、さまざまな種類に分けられる。電解液として海水を用いる海水電池、電解質として溶融塩を使う溶融塩マグネシウム電池

    新発想のマグネシウム電池を開発、リチウムイオン電池の約2倍の容量密度 - fabcross for エンジニア
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