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ブックマーク / www.tohoku.ac.jp (3)

  • 世界初:哺乳類における「硫黄呼吸」を発見 - 酸素に依存しないエネルギー代謝のメカニズムを解明 -

    東北大学大学院医学系研究科の赤池孝章(あかいけ たかあき)教授らのグループは、ヒトを含む哺乳類が硫黄代謝物を利用した新規なエネルギー産生系(硫黄呼吸と命名)を持つことを、世界で初めて明らかにしました。研究は、哺乳類が酸素の代わりに硫黄代謝物を使用してエネルギー産生していることを明らかにした科学史に残る画期的な発見です。今回の新しい「硫黄呼吸」メカニズムの発見は、老化防止・長寿対策、肺気腫や心不全などの慢性難治性呼吸器・心疾患、がんの診断・予防・治療薬の開発に繋がることが期待されます。 研究成果は、2017年10月27日10時(英国時間、日時間10月27日18時)に、英国科学誌「Nature Communications」に掲載されました。 ポイント ヒトを含む哺乳類は酸素呼吸によってエネルギーのほとんどを産生しており、生命活動を維持するためには酸素が必須であると考えられていた。 この

    世界初:哺乳類における「硫黄呼吸」を発見 - 酸素に依存しないエネルギー代謝のメカニズムを解明 -
  • 世界遺産・小笠原の土壌動物壊滅-意外な生物が原因だったことを解明-

    小笠原諸島の森林では、落葉の下におびただしい数のワラジムシ類とヨコエビ類が住み、土壌動物―森の分解者として重要な働きをしていました。ところが1980年代以降、父島全域と母島の広い範囲でこれらの土壌動物が、忽然と姿を消してしまいました。その原因はずっと謎でしたが、東北大学大学院生命科学研究科の篠部将太朗氏(修士課程1年)らは、日森林技術協会、自然環境研究センターと共同で、この奇妙な土壌動物の「集団失踪事件」の犯人が、80年代初めに小笠原に侵入した外来生物―陸生ヒモムシの1種であることを突き止めました(図)。 実験の結果、この陸生ヒモムシは、ワラジムシ類、ヨコエビ類、クモや昆虫など節足動物を広く捕することがわかりました。母島の調査から、陸生ヒモムシの侵入地点では、その捕によりワラジムシ類とヨコエビ類がほぼ全滅、土壌中の節足動物全体も激減したことがわかりました。またワラジムシ類を主とする

    世界遺産・小笠原の土壌動物壊滅-意外な生物が原因だったことを解明-
  • 東北大学発ベンチャー「東北マグネット インスティテュート(TMI)」設立 ~革新的ナノ結晶合金ナノメット®の成果を活用した事業化展開~

    東北大学発ベンチャー「東北マグネット インスティテュート(TMI)」設立 ~革新的ナノ結晶合金ナノメット®の成果を活用した事業化展開~ 東北大学では、牧野 彰宏教授(東北大学リサーチプロフェッサー)が開発した、革新的軟磁性合金 ナノメット®の研究開発を文部科学省による東北発素材技術先導プロジェクト、さらに共同研究開発及び事業化を東北大学ビジネスインキュベーションプログラム(BIP)において支援してまいりました。 このたび、これら研究成果を基に、11月5日付で株式会社東北マグネット インスティテュートが設立されたことをお知らせいたします。 株式会社東北マグネット インスティテュートは、産業競争力強化法に基づく官民イノベーションプログラム(文部科学省・経済産業省)で設立された東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社が運営するファンド及び、民間企業5社(アルプス電気(株)、NECトーキン(株)、J

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