人類を滅ぼしうる悪夢の細菌。 過去9カ月でアメリカでのスーパーバグ感染例は7件から122件に急増しました。このスーパーバグ、「カンジダ・オーリス」が広がり始めているとアメリカ疾病管理センターが報告しています。 「スーパーバグ」って一体何かと言うと、抗生物質も効かなくて殺すのが難しいめちゃめちゃ強い細菌のこと。近年、スーパーバグは大きな問題になってきています。細菌の進化で抗生物質に耐性のある強い細菌が生まれ、殺す手立てがなくなってきている状況です。この最強のスーパーバグを殺すための新薬を開発しない限り、戦えないのです。 今回広がりを見せているカンジダ・オーリスは、いろんな薬剤に対して耐性を持っていて深刻な病状を引き起こし、死亡率も高い細菌だと言われています。特に病院で入院している患者さんの間の死亡率は大変高くなっています。カンジダ・オーリスが発見されたのは2009年のこと。十数カ国で発見が報
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