タグ

2010年11月28日のブックマーク (4件)

  • 問うことで、はじまる

    問いを持たないと、知識はあなたを素通りしていく。 けれども、知識がないと問いは形をなさず崩れていく。 問いと知識は、循環的因果性で結ばれている。 砕いて言えば、鶏と卵の関係にある。 問いは既に知っているところから、その「外」へと踏み出すところに生まれる。 知らなければ、問うための足場がない。 知っているところに留まるならば、問いは得られない。 人は知と無知(未知)の境界で問う。 知ることは、知識を増やすが、知と無知の境界も増やす。 しかし知識の増加に比べると、境界の増加は遅い。 球体をたとえに使うなら、体積(知識の量)が8倍(=2の3乗)増えるとき、表面積(知と無知の境界)は4倍(=2の2乗)しか増えない。 知識は問いを減らしはしない。だが、知識ほどには問いは増えない。 問うこと自体は難しいことでも、珍しいことでもない。 知りたがりの動物である人の内には、たくさんの問いが詰まっている。 し

    問うことで、はじまる
  • 「大規模デジタル化時代における『知』との接点」(第12回 図書館総合展フォーラム) - 図書館情報学を学ぶ

    id:humotty-21 さんより依頼を受けて図書館総合展フォーラム「大規模デジタル化時代における『知』との接点」の記録を担当したので、ブログに掲載します。 イベント概要 大規模デジタル化時代における『知』との接点−Wikipedia電子書籍Twitterの潮流をライブラリアンはどう受け止めるか 場所: 第9会場 日時: 11月24日(水) 13:00〜14:30 主催: (株)ネットアドバンス 協力: アカデミック・リソース・ガイド(株) コーディネーター: 佐藤翔(筑波大学大学院) パネラー: 渡辺智暁(国際大学GLOCOM) 清田陽司(東京大学情報基盤センター、株式会社リッテル) 長谷川豊祐(鶴見大学図書館) http://d.hatena.ne.jp/sogoten/20101102/p23 はじめに 司会: このフォーラムの趣旨はウェブ上に存在する知識の活用をみなさんと一

    「大規模デジタル化時代における『知』との接点」(第12回 図書館総合展フォーラム) - 図書館情報学を学ぶ
  • 2010年の日本の“Library of the Year”の大賞は「カーリル」に

    NPO法人知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与している“Library of the Year”の2010年の最終選考が、2010年11月26日に、第12回図書館総合展において開催されました。先に優秀賞として発表されていた「京都国際マンガミュージアム」「神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ事業」「カーリル」の中から、大賞として、「カーリル」が選出されました。また、特別賞が「置戸町生涯学習情報センター」に贈られました。 IRI_LoY(Library of the Year2010のTwitterアカウント) http://twitter.com/IRI_LoY Library of the Year 2010 http://www.iri-net.org/loy/ カーリル http://calil.jp/ 参考: E1035 – 「カーリルの中の人」が語る「カーリル」の裏側 htt

    2010年の日本の“Library of the Year”の大賞は「カーリル」に
  • カーリルがLibrary of the Year 2010 大賞を受賞 – カーリルのブログ

    図書館総合展で行われたLibrary of the Year 2010 最終選考会(11月26日)において、カーリルが大賞を受賞しました。 Library of the Yearは、これからの図書館のあり方を示唆するような先進的な活動を行っている機関に対して、NPO法人 知的資源イニシアティブ(IRI)が毎年授与する賞です。2006年より毎年、図書館総合展のフォーラムとして開催されています。2010年は、カーリルのほか京都国際マンガミュージアム、神戸大学附属図書館デジタルアーカイブ事業が最終選考対象に残っていました。なお、特別賞には置戸町生涯学習情報センターが選ばれました。過疎の町における図書館に関する事例報告は非常に感動的でした。 Library of the Year 公式サイト 選考会ではまず、推薦人によるプレゼンテーションが行われました。カーリルのプレゼンターは、カーリルをよく知る