「暮らしの手帖」で、 内田百閒さん&谷中安規さんのコンビが復活している・・・ そう聞いて、いそいそと図書館へ出かけてきました。 眉間にしわを寄せたこわい表情が多い百閒先生(わたしの中では外山滋比古さんもあんなイメージですが、どうかのう>>>)と対照的な、ひょろひょろした弱ーい感じの安規さん。実際、貧乏で餓死しちゃったし・・ ふたりのイメージがかさなることはなく、ずっと別々にそれぞれの作品がだいすきだったので、 「居候匇々」の新聞連鎖時の挿絵が安規さんだったと知ったときは、自分の無知を恥じ入るより、すぐさまスキップで書店に向かい、高価なちくま文庫をためらいなくレジカウンターに差し出したものです。 今となっては、解説が吉田篤弘さんだということも、かなりの萌えポイントです。 きりっと寒い薄水色の空。冬は、こういう天気が似合います。 大ぶりなストールと手袋を、自転車の籠に放り込んで