2016年6月27日付けで、英Jiscから”Article processing charges (APCs) and subscriptions: Monitoring open access costs.”という論文が公開されています。 この論文ではJisc、英国研究会議(RCUK)、The Charity Open Access Fund(COAF)から収集した英国の公開データが用いられており、下記のことなどが指摘されています。 ・APCは機関の支出において一層重要な部分を占めるようになっている。2015年のAPC支出額は、2013年のほぼ3倍である。 ・APCは、PLoSのような完全OA出版社を除き、講読契約した出版社に支払われている。 ・大部分のAPCはハイブリッドジャーナルに支払われており、ハイブリッドジャーナルの平均APCは、オープンアクセス(OA)ジャーナルの平均APCより