日本では、これまで大学図書館とNIIが連携して電子リソース基盤構築に努め(表参照)、NACSIS-CATを通じた一部電子ジャーナルのILLでの活用や、数機関でのERMS導入に繋がった。しかし、電子リソースの契約からライセンス管理、アクセス提供までの一連のワークフローを確立するまでには至らなかった。現在この活動は、「大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議」(12)を母体とする「これからの学術情報システム構築検討委員会」(13)の電子リソースデータ共有作業部会(以下、作業部会とする。)が引き継いでおり、筆者らも参加している(14)。作業部会では、日本で刊行された電子リソースのデータ共有サービス(Electronic Resources Database-JAPAN:ERDB-JP;E1678参照(15))の運用を行うほか、日本で契約される電子リソースデータの管理及び活用やデータ共有
※Intotaは評価版の契約数 Automation Marketplace 2012-2013、Library Systems Report 2014-2015、Managing Multiplicity | Library Systems Landscape 2015 をもとに筆者が作成 2.4.ディスカバリーサービスとの関係 LSPは複数のシステムを統合したものだが、そこにディスカバリーサービス(CA1772、E1604参照)は含まれていない。しかし、LSPは冊子体資料と電子リソースを統合して管理するものであり、伝統的なOPACよりもディスカバリーサービスとの親和性が高い。加えて、Ex Libris、OCLC、ProQuest社は、それぞれPrimo、Worldcat Local、SummonというWebスケールディスカバリーサービスの提供ベンダーでもある。Innovative社は
From optimized workflows to seamless integrations, Sierra frees you up to do what matters. And Sierra is always being improved; View the roadmap for planned product updates. One Unified Application Sierra supports multiple workflows — Circulation, Cataloging, Acquisitions, eResource Management, and more — within one interface to easily manage all of your library’s day-to-day activities and special
本委員会は、「電子情報資源を含む総合目録データベースの強化」について企画・立案し、学術情報資源の基盤構築、管理、共有および提供にかかる活動の推進を目的に設置されました。
イスラエルのEx Libris社が2011年1月に発表し、現在開発中のクラウド型次世代図書館システム“Alma”は、5月に第3弾、9月に第4弾のパートナー向けリリースがアナウンスされ、2012年初期のリリースが予定されています。米国のボストン・カレッジ、プリンストン大学、パーデュー大学、ベルギーのルーヴェン・カトリック大学をはじめとして、Almaの開発に関わっている図書館の数も増加しているようです。11月17日付けの発表では、初期導入館プログラム(early adopter programme)に英国のヨーク大学やランカスター大学など欧州の9機関が参加し、これで、3大陸にわたる計60以上の機関が協力に加わっていることになったとされています。 Nine European Institutions Join the Ex Libris Alma Early Adopter Programme
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