佛教大学図書館デジタルコレクションの設計とデザイン 佛教大学図書館(以下,当館)では,2012年6月5日に,当館に所蔵される京都にまつわる御伽草子や絵巻,浄土宗文献等をウェブ上で閲覧できるデジタルアーカイブ「佛教大学図書館デジタルコレクション」を公開した。『洛中洛外図屏風』,『羅生門』,『法然上人形状絵図』など,計160点,画像数7,200枚(学内限定コンテンツ除く)のコンテンツを登載したもので,公開後は『洛中洛外図屏風』を中心に反響を集めた。当館では,本デジタルコレクション向けに,オープンソース技術を基盤に“BuArc”(ビュアーク)というデジタルアーカイブシステムを開発している。ここではその開発の経緯と今後の展望について紹介したい。 当館では2007年より,デジタルアーカイブ「佛教大学図書館電子資料庫」を公開してきた。しかし,サイト設計が最新のウェブ技術を反映していないなど,近年,多く
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