土器小皿に古今集の和歌 平安後期で初―京都 2020年12月16日00時11分 京都大付属病院の構内から出土した平安時代後期の土器小皿。古今和歌集の1首の下の句が読み取れる(京都大文学研究科提供) 京都大付属病院(京都市左京区)の構内から平安時代後期の土器小皿が発掘され、墨で書かれた文字について、古今和歌集の1首の可能性が高いと京大文学研究科のグループが15日発表した。和歌が書かれた古代の土器は、習字のためとみられる和歌を除くと全国で7点が見つかっており、いずれも平安時代前・中期。今回の土器は、12世紀初めごろの平安時代後期で、初めて。 〔写真特集〕日本と世界の発掘・出土品 土器は直径約9センチの小皿の破片3点。2000年に井戸跡で見つかり、京大の倉庫に保管されていた。接合すると、内外両面にひらがなが確認でき、内面は「こゝろのゆき をらぬひそ □き」と読み取れた。 10世紀初めに成立した古

