アッティカの歌合戦に勝利したラプソドスが描かれたつぼ。 ラプソドスの口元には「ΗΟΔΕΠΟΤΕΝΤYPIΝΘI(むかしむかし、ティリンスで...…)」と書かれています。紀元前490〜480年ごろに作られました。(大英博物館蔵) 日本でいう琵琶法師のように「楽器を鳴らしながら叙事を歌う」アオイドス、一方で楽器の代わりに「杖を持ち、さまざまな内容の叙事詩を編んで歌う(rhapsōidein)」ラプソドス(rhapsōidos)の2種類の語り部がいました。そして、このラプソドスが歌う歌のことをラプソディア(rhapsōdia)と呼んでいました。これがラプソディのルーツなのです。 ラプソドスたちは、盲目の詩人ホメロスなどの叙事詩を魅力的に、そしてたまにジョークを交えて笑いを取るスタイルで歌っていましたが、この技量を競い合うこともあり、かつては古代オリンピックの競技にもなっていました! 昔の日本にも

