2019年4月7日のブックマーク (1件)

  • ウナギ学者が5つの誤解を正す「完全養殖技術が確立されても、絶滅危機は変わらない」 | 文春オンライン

    Q)完全養殖技術が実用化したら、ウナギの絶滅は遠のく? 2010年、水産総合研究センター増養殖研究所(現在の水産研究・教育機構増養殖研究所)は、世界で初めてウナギの完全養殖に成功しました。いま、商業化に向けた研究が進んでいますが、実用化されればシラスウナギが激減している状況は大きく改善されるのではないでしょうか。 A)問題の根的な解決にはなりません。 研究の進展の速度からすれば、今後10~20年の間に流通が始まってもおかしくないとは思います。ただ、完全養殖ウナギの流通が始まったらニホンウナギの減少が止まるかといえば、止まらないでしょう。 わかりやすい例がマグロの養殖です。クロマグロの人工種苗(人工的に生産された稚魚)の生産に成功してから時間が経ちましたし、商品が市場に出回っていますが、そのせいでクロマグロの漁獲量が減少し、資源が回復したというニュースは聞きません。人工種苗は天然種苗よりも

    ウナギ学者が5つの誤解を正す「完全養殖技術が確立されても、絶滅危機は変わらない」 | 文春オンライン
    kmaebashi
    kmaebashi 2019/04/07