セキュリティー技術を学ぶ「セキュリティ・キャンプ」に参加する学生ら(13日午後6時47分、千葉市美浜区で)=佐々木紀明撮影 サイバー攻撃に対抗できる人材を育成するための強化合宿「セキュリティ・キャンプ」が13日、千葉県内でスタートした。 全国から選抜された22歳以下の大学生、高校生ら41人を対象にした“ハッカーの英才教育”で、5日間の日程で第一線の専門家らから最新の技術や知識を学ぶ。 キャンプは独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2004年から開始。10回目の今年は、国が人材育成を情報セキュリティー政策の柱と打ち出したこともあって注目を集め、民間企業29社が協賛する。 キャンプでは、プログラム作成やサイバー攻撃の防御法などの講義を受けたり、知識や技術を競うコンテストを実施したりする。特に今年は、スマートフォンや、通信機能を備えた「情報家電」について、ハッキングを受けやすいセキュリティー