約4年ぶりのモデルチェンジとなった「Mac mini」。結論からいえば、本来の役割であるMacへのエントリーポイントとしてコストパフォーマンスのよい選択肢であるとともに、「Mac mini Pro」とでもいうべきクリエイターや開発者などプロフェッショナルにも魅力的な要素を備えた製品に仕上がっている。 デスクトップで使う最も手軽なMacとしてだけでなく、追加の演算性能を求めて分散処理用のCPUを追加したい、あるいは「Boot Camp」を用いてWindowsも起動するデュアルブートのマシンとして使いたいなど、あらゆる使い方に適応できる、極めて柔軟性の高い小型パソコンだ。 テストを通じて不満に感じる点は一切なかったが、一つ懸念点があるとしたならば、Mac miniという製品が2014年以降、搭載CPUのアップデートさえ行われてこなかったことだろうか。途中、米AppleのMac製品を担当する幹部
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